トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか



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トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか
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日本を代表するグローバル企業、トヨタ自動車の知られざる人材開発法に切り込んだ1冊。トヨタの強さの秘密を公式・非公式の制度面から探り、人材育成、評価、モチベーション、組織などのさまざまな視点をもとに論じている。

注目したいのは、マネジャー職、スタッフ職のみにとどまらず、技能職についてもその人事制度を具体的かつ詳細に論じている点だ。トヨタがいかにして成果主義を取り入れ、従業員のキャリアデザインに生かしていったかが、担当者の言葉を引用しながら説明されている。業績と制度との因果関係が見えにくいことや、実際に評価される従業員の生の声が少ないのはやや残念だが、評価における「プロセス管理」や、トヨタ独自のコンピテンシー、若手社員の価値観を汲んだ「プロ社員」のコンセプトなど、トヨタ独自の人材開発法が詳細に示されている点は注目に値する。また、公式の制度以外にも、「技能員の中に本音で話を聞けるシンパをおおよそ100人抱えている」など、人事の非公式な面も取り上げている。

後半では、「ハンコ三つ運動」をはじめ、大企業病を克服するために取った方策についても論じられている。組織階層の簡素化、セクショナリズムの打破などは、大企業に属するビジネスパーソンなら関心を持つところだろう。大好評を博した『トヨタ式最強の経営―なぜトヨタは変わり続けるのか』との併読をおすすめしたい。(土井英司)



戦後日本からの脱却の取り組み

トヨタ自動車が戦後日本の組織体質から脱却し、トヨタ流の「プロフェショナル人材」の育成へと至る過程が描かれています。

右肩上がりの経済成長を背景として年功序列的に昇格し将来的には「ポスト」につくことをゴールとする戦後人材から、日本経済の成熟・世界規模での競争を迎え自律的に事業を推進できるプロフェッショナル人材へと従業員を変革しているトヨタ自動車の取り組みが、歴代リーダーたちの象徴的なエピソードや現在の状況を交えながら整理されています。

「プロフェッショナル人材」や「成果主義」を空疎に語るのではなく、筆者が「現場」で集めてきた話しによりトヨタ自動車の取り組みが生き生きと描かれています。トヨタ自動車のみに当てはまることではなく、戦後の日本企業全般にあてはまる課題と改善の方向性を提示してくれる啓蒙の書です。

トヨタの強さの秘密

この著作を読めば
今のトヨタがなぜ絶好調なのかが良く分かります。

一言でいうと
人事制度がうまく改革された結果ということです。
アメリカ型の人事制度をまねて失敗した企業とは
えらい違いです。

トヨタは大企業なのに変わり続けることが出来る
そこがすごいところでしょうね。
トヨタの威圧感

僕のイメージするトヨタは誰か飛び抜けた人間が引っ張っている
という感じではなく全体で押し上げているという感じを受けます

誰が凄いのではなく、全員が凄い!
それこそが最強の企業である所以であると本書を読み再認式できました
本書にも最強の社員を創るプロセスは述べられていて
目新しいと感じる所は特にないのですが

当たり前の事を当たり前にしているところが何よりも凄い!!

企業でも個人でも
基礎ができていると大きさを感じますよね
神は細部に宿る・・・

現在絶好調のトヨタですが、今なぜトヨタが強いのかを90年代初頭からの一連の人事制度改革にその原因を求めています。

著者はトヨタの多くのキーパーソンに取材をして、その多くの方々が実名で登場し、率直にその背景・内容を語っています。

バブルのころもてはやされた日本式経営の評判が凋落して久しいですが、このトヨタの姿こそ本当の「日本式経営」の実践なのではないでしょうか。

惜しむらくは、光の部分だけにスポットを当てすぎ、すべてのものにあるであろう、影の部分に関してはまったく取り上げられていないことです。
日本で一番すごい人事制度か?

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