名作
エルコンドルパサーが日本中央競馬史上、最強馬の一頭であることについては、多くの競馬ファンにとって特に異論はないことだろう。4コーナー直線入り口での最後方から追い込んで数馬身差で圧勝した新馬戦。デビュー5連勝でのGT制覇。日本の3歳馬としては初の、それも古馬、ダービー馬スペシャルウイーク、天皇賞馬エアグルーブを退けてのジャパンカップ制覇。 後にGTキングジョージ&クイーンエリザベスSをも制した当時世界最強のモンジューに、3キロの斤量増負担がありながら、最後の最後まで逃げ粘って2着したフランス凱旋門賞。 この希代の名馬にチームコンドル関係者の努力がどのように注ぎ込まれていったのか、競馬ビデオの中でも群を抜いたそのドラマチックな描き方は、競馬にさほど興味のないものにとっても、感動を呼ぶことだろう。彼が亡き今でも、その強烈な強さを鮮やかに思い起こさせてくれる名作である。
世界の頂点に最も近づいた一瞬
1999年、フランス、ロンシャンの凱旋門賞、この大舞台で世界の頂点に最も近づいた日本調教馬が「エルコンドルパサー」である。 海外でのレースの模様は、競馬放送やニュースでも取り上げられてはいましたが、スタートから全てを見る機会に恵まれた方は意外と少ないのでは? そして、もうひとつ素晴らしいところは「チームコンドル」という人間側のチャレンジングスピリット。 調教師、厩務員、ジョッキー、現地でサポートしたスタッフ、誰もが完璧な仕事で1つの目標に立ち向かった。 そして馬主の渡邊氏は、彼の情熱からあの究極の配合を行い「エルコンドルパサー」を誕生させ、長期に渡る海外遠征をサポートした。 そして彼の生涯の11戦、念密に計画された最小限の出走であり、名馬の戦!歴!のお手本のようなものである。 そこには、夢に対するどん欲なまでの情熱はあるが、目先の欲にとらわれない潔さが感じられるのが素晴らしい。 このDVDを見て、華やかなステージだけではなく、その舞台裏の素晴らしさにも感動して欲しい。
ポニーキャニオン
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