スバラシイ!
なにがスバラシイって、 やはりMSXPLAYerの収録でしょう。 公式BIOSを使用したエミュレータなんて、そうそうあるものじゃないし、 なんといっても、ウィンドウズで気軽にMSXのソフトが使える! さらに近々発売されるROMリーダーを使えば、 ROM版のソフトまで使えてしまう! そういう情報も含めて、本誌の内容はスバラシイ。昔のMSXマガジンを踏襲し、記事、マンガも当時のまま。 クリエイターによる対談記事も当時のMSXを知る人間にとっては、 ものすごく興味深く読むことができます。 あ、収録されたゲームもオモシロイですよ。
未来が見えない
92年夏号から10年の歳月を経て刊行された「永久保存版」は、『いまさらMSXが!?』と、(一部地域で)一大センセーションとなった。 それから丁度1年。「永久保存版2」として再び刊行された今号はどうだったのだろうか。 春に行われた前号のファン感謝イベントで、『次号のテーマは「てんこもり」だ』と言っていた。 果たして、今回のものが「てんこ盛り」だったのかどうか。 今回も、結局「MSXが好きだから」と、購入するMSX人ばかりなのではないか。 せっかく雑誌という形態をとっているのだから、もっと新規ユーザーを獲得できる方向に進むことはできないのだろうか。 MSXは、もっと「何かを作れる」マシンだったはずだ。 たとえば、ツール類を充実させ、エミュレータと連動させ、容易にソフトを作れる環境を整えることはできないのだろうか。 過去の資産・遺産を食い潰すだけの編集方針には疑問を感じる。
持っているから買う
もちろん、持っていない人にも、オールドPCがいかなるものか、 エミュレータを動かしつつ、当時としては洗練されたBASIC言語 まで触れることが出来る画期的な商品と言える。 Windows世代には物足りない印象を受けるかも知れないが、 収録されているソフトがかつて五千円から一万円ぐらいしたという事実に ちょっと(わらい)驚いて欲しい。 個人的には「波動の標的」一本。MSX2以降はFDDがあまり 良くなかったので、クリアせずにディスクを潰してしまう事が よくあった。そのうちの一本なので非常に助かった。 先ほどクリアしたが、多機種版とは趣きも若干異なり、 まさにMSXの真骨頂といえるサウンドを堪能させていただいた。 =自作でBASICのPLAY文やSOUND文を駆使した曲を作ったことの あるかたは、このバージョンのMSXPLAYERを試して欲しい。 その再現性に感心せざるを得ないでしょう。 (ただし、1Ghz程度のCPUパワーは必要) 若いWindows世代にとっては年寄りの懐古趣味と言われても 反論はないが、どのようなゲームも言語やプラットホームに 拘っていては動かすことすらままならないことも知っておいて 欲しいと思います。
アスキー
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